マヤの赤い月
マヤの赤い月
| 著者 | 宮西照夫 |
| 出版年月 | 2025年11月 |
| ISBN | 978-4-86616-238-6 |
| 判型 | 四六判並製 |
| ページ数 | 240 |
| 定価 | 2,000円(+税) |
内容紹介
主人公亮介は,一九八〇年代,内戦下のグアテマラ,サンティアゴ・アティトランでマヤ先住民とともに暮らしていた。トルティーヤの香り,トウモロコシの収穫祭,呪術師による聖なる儀式,そして美しい山並みと湖。しかし虐げられ続けたマヤ人たちは武装蜂起を余儀なくされ,さらに土地を追われてゆく。
日本に戻った亮介は医師となり,幸せな結婚生活を送ったはずだったが……。妻の遺した言葉をきっかけに,亮介はひとりグアテマラを訪れ,思い出の地を辿る。
医療人類学に功績のある精神科医による哀惜と鎮魂の物語。
目 次
第一章 オロリウキ(聖母の種子)
第二章 テオナナカトル(神の肉)
第三章 死者の花(キダチチョウセンアサガオ)
著者略歴
宮西照夫(みやにし てるお)
1948年和歌山県生まれ。
1973年和歌山県立医科大学卒業。精神医学専攻。博士(医学)。
和歌山大学保健管理センター所長・教授,評議員を経て名誉教授。現在,NPOヴィダ・リブレ理事長,和歌山県立医科大学非常勤講師,他。
国内では,1982年に和歌山大学でスチューデント・アパシーや社会的ひきこもりの研究を開始,2002年にひきこもり回復支援プログラムを完成し実践を続けている。2012年から2020年まで紀の川病院でひきこもり専門外来やショートケアを実施。海外では1971年より,これまで50年間,55回マヤ文明地域で現地調査を実施。文化とこころの病に興味を持ち,文化結合症候群ススト,統合失調症,そして,内戦被害者のPTSDの研究を行ってきた。
主な著書に,『呪医とPTSDと幻覚キノコの医療人類学』(単著・遠見書房),『ひきこもり,自由に生きる―社会的成熟を育む仲間作りと支援』(単著・遠見書房),『マヤ人の精神世界への旅』(単著・大阪書籍),『ひきこもりと大学生―和歌山大学ひきこもり回復支援プログラムの実践』(単著・学苑社),『実践 ひきこもり回復支援プログラム―アウトリーチ型支援と集団精神療法』(単著・岩崎学術出版社),『一精神科医の異文化圏漂流記―マヤ篇』(単著・文芸社),『文化精神医学序説―病い・物語・民族誌』(共編著・金剛出版),他。
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