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67N05

N:ナラティヴとケア 第5号
特集:ナラティヴ・オンコロジー──緩和ケアの実践のために

小森康永(愛知県がんセンター中央病院)
岸本寛史(高槻赤十字病院)編

緩和ケアという特殊な医療現場のなかで,ナラティヴをひろっていくことは,患者のケアのみならず,治療者自身のケアにもつながる。緩和ケア/オンコロジー (腫瘍学)の最新の思想である「ナラティヴ・オンコロジー」とは何か? また,その実践として「パラレル・チャート」を集め,これからの緩和ケアについて 考える。

* 4号より,若干紙面を刷新しました。1号まるごと,特集にしております。

年1回発行(毎年1月)
定価1,800円(+税)、96頁、B5判・並製
ISBN978-4-904536-67-4 C3047
ISSN 1884-6343

本誌の成り立ち,購読方法については,こちらをごらんください。
(江口先生の創刊の辞もあります)

内容見本、ダウンロードできます。



目  次

第4号 目次(予定・敬称略)

特集:ナラティヴ・オンコロジー──緩和ケアの実践のために

特集に寄せて ■ 小森康永・岸本寛史
ナラティヴ・オンコロジーをやってみた ■ (愛知県がんセンター中央病院)小森康永

 § ナラティヴ・オンコロジーにおけるパラレル・チャート

あなたにできること ■ (愛知県がんセンター中央病院)嬉野 雪
看護師としてのやりがいを教えてくれたIさんとの出会い ■ (愛知県がんセンター中央病院)谷川 綾
忘れられないMさんとの出会い ■ (愛知県がんセンター中央病院)宮原久枝
Kさんへ ■ (愛知県がんセンター中央病院)松浦由紀子
幸せな気持ちをありがとう ■ (愛知県がんセンター中央病院)多久和未緒
医療者の勝手な幻想? 理想的な最期 ■ (北海道大学病院)宮田靖志
Sさん:13歳女性,急性リンパ性白血病 ■ (聖隷三方原病院・静岡県立こども病院)天野功二
絶望の中から見えた希望:“食”の語りを通じて ■ (川部医院・大阪医科大学附属病院)川部伸一郎
詩からの感応 ■ (群馬病院精神科・前橋病院)宋 敏鎬
千里さん ■ (戸田中央総合病院)広瀬寛子
母を看取る ■ (滋賀県立成人病センター)堀 泰祐
感性を養う看護 ■ (高槻赤十字病院)勇 祐子
涙と果実 ■ (山形県立中央病院)神谷浩平
宗教とがん ■ (希望ヶ丘教会)遠藤勇司
星に願いを──When you wish upon a star ■ (四国がんセンター)井上実穂
「元気になる」と言い続けた女性の生と死 ■ (和ホスピタル)白柿 綾
乳がん患者と家族の語り ■ (京都大学医学部附属病院)祝 千佳子
白血病患者の生きる姿に心うたれた記憶 ■ (医療法人原三信病院)上村智彦
タップストローク──看護師のアンテナがとらえた瞬間 ■ (福岡大学医学部)伊藤惠子
岐阜屋 ■ (精神科医・作家)藤村 邦
私にとってのパラレル・チャート ■ (東京医療センター)大中俊宏
N君 ■ (関西電力病院)柳原一広
「水,とってくれ」 ■ (つるかめ診療所)鶴岡優子

医学教育としてのナラティブ・メディスン ■ (富山大学附属病院)北啓一朗
緩和ケアにおけるチーム医療とバーンアウト ■ (小倉記念病院)三木浩司
もうひとつのカルテ ■ (高槻赤十字病院)岸本寛史
緩和ケアのための推薦図書 ■ 75

原著論文 退院支援におけるナラティヴ・アプローチの可能性 ■ (猫山宮尾病院リハビリテーション科)本間 毅

ブックレヴュー/編集後記

ほか


編集後記

「ナラティヴ・セラピー」に関する一連の著訳書もあり精神科医で長い精神科臨床の末,緩和ケアの実践をされている小森先生と,内科医として若いころから緩 和ケアに携わっておられ,その途上で臨床心理学の研究,NBM等の訳書も多い岸本先生とによるコラボレーション,いかがだったでしょうか。打ち合わせの席 上,お二人らしい特集にするのはどうするのか,という話し合いのなかで,リタ・シャロンの「ナラティブ・メディスン」に行きつき,こういう形になりまし た。お二人のコラボはこれが初めてとなるそうです。たぶん不思議な取り合わせという感じもあるかもしれませんが,これも「N」のいいところかもしれませ ん。パラレル・チャートの最後にあるコメントは(紙数の関係で入らなかったのもありますが),編者である小森康永先生と岸本寛史先生のもので,小森先生の 場合は,(こ)と,岸本先生の場合は(き)と記してあります。本号では,「特集に寄せて」という編者お二人の前書きがあります関係で,編集後記は編集部で 書かせていただきました。 (編集部)