公認心理師の基礎と実践⑬ ――障害者・障害児心理学

公認心理師の基礎と実践⑬
――障害者・障害児心理学

野島一彦・繁桝算男監修
(筑波大学)柘植 雅義・(兵庫教育大学)石倉 健二・
(東北大学)野口 和人・(信州大学)本田 秀夫 編

2,600円(+税) A5判 並製 190頁 C3011 ISBN978-4-86616-063-4

身体障害・知的障害・精神障害
「障害」への心理学的支援を学ぶ

障害をもつ方は,その障害があることで出てきた二次障害などが心理的に影響を与えることも少なくなく,障害者・障害児心理学は,公認心理師が支援すべき領域の一つです。実際,精神障害や知的障害,身体障害などへの心理的支援も多く,障害者・障害児の方々がおかれた心理や制度の知識が必要となっています。本書では,精神障害とは別に「発達障害」も別に論じられており,より詳細にこの分野での学びが進められます。


 
目次
第1章 障害者・障害児心理学とは何か
柘植雅義

第1部 身体障害・知的障害・精神障害の概要
第2章 身体障害の概要
石倉健二
第3章 知的障害の概要
野口和人
第4章 精神障害の概要
鷲塚伸介
第5章 発達障害の概要
小林潤一郎

第2部 障害者の心理社会的課題および必要な支援
第6章 身体障害者を取り巻く心理社会的課題
本吉大介
第7章 知的障害者を取り巻く心理社会的課題
田中敦士
第8章 精神障害者を取り巻く心理社会的課題
高橋美保
第9章 発達障害者を取り巻く心理社会的課題
佐藤克敏
第10章 身体障害者への必要な支援
香野 毅
第11章 知的障害者への必要な支援
奥住秀之
第12章 精神障害者への必要な支援
小林真理子
第13章 発達障害者・児への必要な支援
小貫 悟


柘植 雅義(つげまさよし)
筑波大学人間系教授(知的・発達・行動障害学分野)。国立特別支援教育総合研究所、カリフォルニア大学UCLA、文部科学省、兵庫教育大学、国立特別支援教育総合研究所などを経て、2014年4月より現職。博士(教育学)

石倉 健二(いしくらけんじ)
兵庫教育大学大学院特別支援教育専攻教授。九州大学、長崎国際大学を経て、2015年4月より現職。博士(心理学)

野口 和人(のぐちかずひと)
東北大学大学院教育学研究科・教授。東北大学教育学部、宮城教育大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校、宮城教育大学特別支援教育総合研究センターなどを経て、2014年10月より現職。博士(教育学)

本田 秀夫(ほんだひでお)
信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授。東京大学医学部医学科、東京大学附属病院、国立精神・神経センター武蔵病院、横浜市総合リハビリテーションセンター、山梨県立こころの発達総合支援センター所長、信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部部長を経て、2018年より現職。博士(医学)

 

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