子どものこころを理解する 学校支援のための多視点マップ:始め方・使い方

子どものこころを理解する
学校支援のための多視点マップ:始め方・使い方

(愛知大学文学部人文社会学科 心理学コース)木之下隆夫 編

定価2,800円(+税)、192頁、A5版、並製
C3011 ISBN978-4-904536-62-9

SCと教師が子どものこころを共通理解するための地図

子どものいじめや不登校の問題,多忙な教師のこころの健康問題など,学校をめぐる問題が深刻化している。そうした中でスクールカウンセラー制度が導 入されて18年,蓄積された経験を次のステップにつなげる時期が来ていると言えよう。教師と専門家(SC)の連携をさらに深めるべく,子どものこころを理 解するための地図として,「こころの多視点マップ」を作成した。マップは子どもの関係性,悩む力の発達度,現象形態(症状)の3つの軸からなり,子どもの 状態が一目で分かるようにデザインされている。この実践的な新しい理論モデルを大いに活用してほしい。
具体的な活用例も豊富に掲載した,学校支援に役立つ1冊。

本書の詳しい内容


おもな目次

刊行に寄せて  ■  皆藤 章(京都大学)

第1章 学校を支える
Ⅰ スクールカウンセラーと学校,そして教育行政
Ⅱ 臨床的視点からみた学校の直面している諸問題
Ⅲ 学校査定と教師の健康度
Ⅳ 教師のメンタルヘルスに関する実態
Ⅴ 教師のこころの健康調査とその結果のまとめ
Ⅵ 諸問題に対する包括的処方箋としての学校側面支援

第2章 「教師を支える」新システムと連携
Ⅰ 学校サポートシステム(T市における)
Ⅱ 生活サポート主任,その制度とこころの専門家との連携
Ⅲ 生活サポート主任の養成
Ⅳ その成果とまとめ

第3章 子どもを支えることと教師を支えること:教師と専門家の連携
Ⅰ 児童・青年期のこころを理解する多視点マップ
Ⅱ 仮説としての「実践的理論モデル」
Ⅲ 「こころの多視点マップ」の活用とマップワークシート
Ⅳ 事例研修会の再現による「こころの多視点マップ」の活用
Ⅴ 「こころの多視点マップ」による事例の理解と処方箋
Ⅵ おわりに

第4章 学校教師による「こころの多視点マップ」活用例
Ⅰ 校内の教師間におけるコミュニケーションと生活サポート委員会の活用
Ⅱ 見えないものを見抜く力
Ⅲ 見立てを学ぶ
Ⅳ 具体的な対応方法を学ぶ
Ⅴ 講座を実践に活かす
Ⅵ 本校における校内適応指導教室の運営実践報告

第5章 スクールカウンセラーによる「こころの多視点マップ」活用例
Ⅰ 学習困難によるチック症状を呈した小学1年男児(一郎)  ■  高野真弘
Ⅱ 悩みを抱える力とは  ■  高橋靖子
Ⅲ 生活サポート主任とSCの連携―同じ視点を持つために  ■  丹羽まどか
Ⅳ 突然不登校になった中学2年男子(秀雄)  ■  関 順江

第6章 「こころの多視点マップ」を活用した発達関連障害群の理解と対応  ■  惠藤絢香
Ⅰ 事例1〈学校に行けなくなった中学2年男子(明彦)〉
Ⅱ 事例2〈学校を脱走する小学2年男児(俊輔)〉
Ⅲ 考 察

第7章 問題とされる保護者の理解と対応  ■  中山浩行
Ⅰ 事例1〈毎日,学校にやってくるヒロミの母親〉
Ⅱ 事例2〈学校との連絡が途絶えたカオルの母親〉
Ⅲ まとめ

第8章 さまざまな形の緊急支援
Ⅰ はじめに  ■  木之下隆夫
Ⅱ 突然の自殺  ■  木之下隆夫
Ⅲ 学外授業での死亡事故  ■  木之下隆夫
Ⅳ 事件〈6歳女児殺害事件〉  ■  中山浩行
Ⅴ さまざまな形の緊急支援と事例性  ■  木之下隆夫

第9章 まとめを展望に変えて


刊行に寄せて

皆藤 章(京都大学)

学 校現場は,平時であってもほんとうに大変である。心身ともに伸び盛りの子どもたちと日々関わるのであるから,それだけでもそうとうなエネルギーを 必要とする。教師は早朝からときには夜半まで,学校という場で実にさまざまな課題に直面し,そのたびに心身をすり減らして対処しなければならない。平時で すらそうである。しかも,学校という場は,平時であることの方がむしろ少ないのではないかと,昨今の学校事情を側聞するにつけ強く実感する。校内暴力,不 登校,いじめ,子どもの自殺など,学校が抱える課題は大きく重く深い。また,モンスターペアレントなどということばが聞かれるほどに,保護者への対応にも こころを砕かねばならない。
本書は,このような学校という場にこころの専門家として長年深く関わってきた木之下隆夫さんが,学校を支える具体的な指針をわかりやすく提示したものであ る。本書を読むと,子どものこころを理解することのむずかしさと同時に,教師を支えることのむずかしさを痛感させられる。そのむずかしさを,木之下さんは 多視点マップやワークシートなどを使って,なんとかわかりやすく理解してもらおうと苦心していることがわかる。この点は大いに読者に伝わるのではないだろ うか。
個人的な体験だが,学校という場に関わっていると,つくづくマニュアルが通用しない世界であることを思い知る。教師とわたしの使う言語が違うことに戸惑う ことが多い。わたしは生来,マニュアルというものが大嫌いであるし,心理臨床の実践にはマニュアルなどというものはないので,それはそれでよいのだが,実 感としてあるのは,学校という場で出会う場合も含めて,多くのクライエントから人生は思い通りにはいかないことを嫌と言うほど教えられたことである。そし て,まさにマニュアル通り生きることはしないと宣言する時代,人生が思い通りにいかないことを思い知る時代,そんな時代が思春期・青年期なのである。その 時期の子どもたちはどこにいるかと言うと,学校という場である。したがって,教師は子どもにマニュアルをもって対応すればよいなどという呑気なことでは やっていけない。子どもたちはかならず,それに抗うであろう。
あえてこのようなことを述べたのは,本書をマニュアルと思ってもらっては困るからである。おそらく本書は学校を支援するマニュアル作りを意図したものでは ないだろう。そうではなくて,子どもを理解し支えること,そして教師を理解し支えることがいかに困難なことかを身をもって知っている木之下さんが,それで もなお,学校という場にこだわり続け,そこから自身のこころを離さないために必死に格闘したプロセスが本書であるとわたしは思う。木之下さんはなぜここま でこだわり続け,格闘するのだろう。
その格闘のなかで,木之下さんは学校という場を鳥瞰的に見つめる眼をもつようになったのではないだろうか。鳥瞰的に見つめたとき,そこに「地域」というも のの重要性を認識したのではないだろうか。本書にはそうした視座からの語りが豊富に含まれている。これも一つの特徴であろう。
ところで,文部科学省(当時:文部省)が「スクールカウンセラー活用調査研究委託」という新規事業を始めたことによって,臨床心理士が学校という場に参入 することになって以来,およそ20年が経過する。臨床心理士の参入によって学校は変わっただろうか。まだ結果を論じるには早すぎるのかもしれない。それほ ど,学校という場は刻々とその様相を変えている。いや,学校を含むコミュニティそれ自体が変貌しつつある。そのようなときに必要なことの一つは,コミュニ ティ内にある個々の専門領域のネットワーク機能を有効に利用することであろう。木之下さんの言う「学校生活支援システム」がそれにあたる。
先にも述べたが,木之下さんはなぜここまでこだわり続け,格闘するのだろう。機会があればお尋ねしてみたいが,わたしはこんなふうに思っている。すなわ ち,学校は,ひとがひととして生きる体験の場として無限の可能性をもっているからであり,その学校を地域も含めて支援していくことこそが,ひとが生きる未 来につながる,と。
本書を手にした多くの方が,学校,教師,子ども,地域についてこころの次元から思いを馳せていただければ,本書はよりいっそう味わい深いものになるだろう。


はじめに

木之下隆夫

私 たちは,こころの専門家(臨床心理士,スクールカウンセラー「以下,SCと称す」)として,これまで思春期から青年期までのさまざまな児童生徒や 青年たちに出会ってきた。そして彼らを取り巻く人間関係,家庭であれば父母,兄弟,祖父母,学校であれば教師,友人,部活の先輩,後輩等との問題,あるい は彼ら自身の問題にも直接的,間接的にこころ傾けてきた。私たちは彼らにとって路傍の石のように,ある時は空気のように在ることが,彼ら自身の生命力を活 性化させ,さまざまな困難を乗り越える力となりうるということも経験してきた。この経験を一言で表すなら,彼ら自身の「安心感」の獲得であろう。
「安心感」とは何を指すのか,それは,ありたきりに言うと,周りが「彼らの状況をよく理解すること」と言えるかもしれないが,それだけでは解決にはならな いことはすでに自明のことである。例えば,ある生徒が友人と些細なことでトラブルになった。教室の掃除当番をやらなかったのでそのことを咎めたところ, 「俺をなめているのか」と強烈な言葉で言い返されたという。今までの様子と違う怒り方だったので,気持ちが引けて,急に学校に行くのが怖くなった。思い 切って担任に相談したら,「気にするな」の一言で片づけられてしまって,ますます不安になってしまい,登校渋りが始まったというケースを考えてみると,担 任は,どこまでこの生徒のことを理解して「気にするな」という声かけをしたのだろうか。担任目線からするとその友人は気が小さいから強がりを言ったと理解 したのかもしれない。あるいは相談した生徒の方が腕力もあるし,頭もいいから,それぐらいのことでこころ折れる子ではないと理解したのかもしれない。いず れも担任目線の理解であるが「生徒を理解した」と思い込んでいるとしか思えない。その生徒の持つ不安は,いつもの友人の様子と違う怒り方だった,それはど うしてかという理由を知りたかったということである。友人に直接聞けないから,担任に聞いたのだろうと考えられる。その生徒のこころには,少しでも早く, いつもと様子が違った友人に対する安心感を得たい気持ちがあったにもかかわらず,そのことに応じてくれなかったために不安を抱え込んで不登校事態に追い込 まれていったのであろう。
この事例のように,担任が生徒目線で理解したつもりが生徒の気持ちとかけ離れ,結果的に不登校事態に追い込んでしまったという悲劇が繰り返されないように するためにはどうしたらよいのか。このようなことを考えたのが,本書を上梓するきっかけになった。具体的には,教師とこころの専門家が児童生徒を同じ目線 で理解し合う,コラボレートしあうテキスト(その中核となるのが本書第3章Ⅰ「児童・青年期のこころを理解する多視点マップ」である)が必要であろうとい う発想から,本書が誕生した。また,本書は,『学校現場に役立つ臨床心理学』(菅佐和子・木之下隆夫編,日本評論社,2001),『クラスに悩む子どもた ち』(木之下隆夫・菅佐和子編,人文書院,2004)の姉妹編として位置づけている。
『学校現場に役立つ臨床心理学』は,一つひとつの事例の見立てと理解の仕方に重点を置き,『クラスに悩む子どもたち』では,クラスにおける子どもたちの生 の姿に焦点を当て,そこから見えてくる学校の在り方,新しい学校作りに向けた提言を発信してきたが,本書ではさらに「学校」という「場」でのこころの専門 家の支援とは何か,支援の在り方について,SCと教師の連携に重点を置いている。言い換えると「学校側面支援」の実践と方法論と称するべき内容で構成され ている。「学校支援」ではなくて,なぜ「学校側面支援」なのかという点については,大山(2004)が「学校はひとつの社会であるが,一般社会からすると 相当特殊な社会である。一般社会は幅広い年齢層の人がいるが,学校は生徒という特定年齢層の集団と教師という特定年齢集団層からなる場である」と述べてい るように「学校」という特殊社会の中の教師,児童生徒,その保護者,組織,システムを含むさまざまな対象に対して,その当事者あるいはそれ自体の主体性の 回復を支援するという意味で「学校側面支援」という言葉を用いた。
目次を具体的に追うと,第1章に「学校を支える」,Ⅰ SCと学校,そして教育行政,Ⅱ 臨床的視点からみた学校の直面している諸問題,Ⅲ学校査定と教師の健康度,Ⅳ 教師のメンタルヘルスに関する実態,Ⅴ 教師のこころの健康調査とその結果のまとめ,Ⅵ諸問題に対する包括的処方箋としての学校側面支援である。ここでは,筆者がSCとして経験した学校から学ん だこと,そして学校から教育委員会に軸足を移した地点からみた学校と教育行政について学んだこと,そこから浮かび上がってくる学校組織と子ども,保護者, 教師における関係性の諸問題に対する気づきと,それらに対する専門家が支援できる処方箋とは何かについてまとめた。
第2章は各論として,「『教師を支える』新システムと連携」と題し,Ⅰ 学校サポートシステム(T市における),Ⅱ生活サポート主任,その制度とこころの専門家との連携,Ⅲ 生活サポート主任の養成,Ⅳその成果とまとめである。この章は,第1章で取り上げた諸問題に対する処方箋を具体的な形にしたものである。いわば本書の中核 をなす「学校側面支援」の実践の展開である。生活サポートシステムとは何か,その生活サポートシステムの中に位置づけられている生活サポート主任制度につ いて詳細に説明している。そして,その役割が専門家との連携に向けた一活動として学校の中で有機的に機能していることを取り上げている。その具体例は第4 章に一括して掲載した。そして,学校の中で将来,生活サポート主任を担うべき人材養成をも視野に入れた生活サポートマネージャー(生活サポート主任候補 者)養成に関わる点についても触れている。最後にこれらの成果について考察を加えている。
第3章は「子どもを支えることと保護者を支えること」で,教師と専門家との連携について具体的な事例を取り上げている。特に事例理解のために必要なⅠ 児童・青年期のこころを理解する多視点マップ(以下,「こころの多視点マップ」と称す)を提示し,Ⅱ仮説としての「実践的理論モデル」を説明している。Ⅲ 「こころの多視点マップ」の活用とマップワークシートは,理解の手順を示している。Ⅳ事例研修会の再現による「こころの多視点マップ」の活用は,具体的な 事例を取り上げた紙上事例研修会の様子を提示した。Ⅴ「こころの多視点マップ」による事例の理解と処方箋は,Ⅰ~Ⅳを熟知したうえで,教師と専門家が共同 で子ども理解を促進することが,保護者を支えることでもあるという立場に立って,小学校から中学校までのさまざまなこころの問題を抱えた事例をわかりやす く説明し,その対処法についても触れている。ただしこれらの事例は,筆者も含めた各執筆者が関わった数多くの事例から共通してみられる問題を仮想モデル化 したものであることをまず断っておきたいと思う。
第4章は,第2章で生活サポートマネージャー養成講座を受講された教師による実践報告である。教師からみたSCへの期待や子ども理解に対する苦労,学校での取り組み等が語られている。SCとして,支援のポイントを学べる章でもある。
第5章は,SCによる「こころの多視点マップ」の活用例について4事例を紹介してある。いずれも実践的な内容であり,SC活動の参考にしていただけるものと思う。
第6章は,現在の学校で大きな課題となっている「発達関連障害群」の理解と対応である。多視点マップにおいても一つの枠組みの中でさまざまな理解の幅を持ち,それらの理解に対応した処方箋が必要ということで独立した位置づけにしてある。
第7章は,学校と保護者という関係にSCとしてどのような介入が可能なのかについて,その理解と対応を事例を通してまとめてある。
第8章は,学校で発生する事故,事件,災害,いわゆる緊急支援について,SCの取り組みや連携の在り方をまとめてある。
なお,第1章から第4章,第8章ⅠⅡⅢⅤ,第9章は木之下が担当し,第5章はⅠ 高野,Ⅱ 高橋,Ⅲ 丹羽,Ⅳ関が分担した。第6章は惠藤,第7章と第8章Ⅳは中山がそれぞれ担当した。
本書は,スクールカウンセラーを目指す方々,学校でスクールカウンセラー活用に苦慮している現場の教師や教育委員会関係の方々や,これから学校や地域で具 体的な活動を展開させようとしている専門家の方々に役立つものと自負している。読み方については,事例に関心をお持ちの方は第3章から,教育行政について の関心をお持ちの方は第1章,第2章から読まれることをお勧めする。ただし筆者としては,はじめから丁寧に読んでいただければ望外の喜びである。


おわりに

『ク ラスに悩む子どもたち』(人文書院,2004)を上梓してから,本書をまとめるのに実に9年を要した。その間,学校現場でのSC活 動を通して,学校心理臨床の在り方や実践を学問として確立する必要を感じ,自らの考え方をある程度まとめてはいたが,上梓しようというモチベーションがな かなか上がらなかった。そうしているうちに還暦を過ぎ,こころの専門家として病院心理臨床を皮切りに,SC,学校心理臨床,私設心理臨床の経験,保健所や 福祉領域での経験,これらの経験を現在は教授する側の立場に舞台が変わり,専門家として37年になろうとしている自分に気づいた。その時「自分の経験をま とめなければ」という衝動に駆り立てられて,遠見書房の山内俊介さんにメールしたところ,学校心理臨床領域における出版現場のレアな情報をいただき,衝動 が「固い決心」に変わった。それが去年(平成24年)の6~7月頃だったと思う。出版に協力していただいた教育委員会や学校関係者の方々に感謝すると同時 に,中山浩行先生,高橋靖子先生,関順江先生,丹羽まどか先生,惠藤絢香先生,高野真弘先生の皆さんは,筆者のこれまでの勉強会や研究会に参加していただ いたメンバーであり,それぞれの臨床現場でご活躍中である。ご多忙中にもかかわらず,また筆者の無理な要求にも応えてご執筆いただいたことに深く感謝しま す。そしてまた,出版,編集に関わるご教示,ご示唆をいただいた遠見書房の山内俊介社長に重ねてお礼を申し上げます。もう一人,日々の日常のなか陰に日向 になり,いつも私を支えてくれる妻,祐子に深謝します。
最後に,本書冒頭の「刊行に寄せて」を京都大学大学院教授皆藤章先生よりいただいた。先生の「本書をマニュアルと思ってもらっては困る。……木之下さんが 学校という場にこだわり続け,そこから自身のこころを離さないために必死に格闘したプロセスが本書であるとわたしは思う。……本書を手にした多くの方が, 学校,教師,子ども,地域についてこころの次元から思いを馳せていただければ,本書はよりいっそう味わい深いものになるだろう」というお言葉は,編者の意 図するところを余すことなく明示していただき,かつご理解いただけたことに深い感謝と尊敬の念を表するものであります。これからも「こころの次元」という 視点を大切に臨床という場に関わっていく元気をいただいたようです。ありがとうございました。

平成25年8月吉日
盛夏
木之下隆夫


著者一覧・略歴

編者
木之下隆夫(きのした・たかお)

1952年生まれ
京都大学大学院教育学研究科臨床教育学専攻博士後期課程
研究指導認定退学
臨床心理士
愛知大学文学部人文社会学科心理学コース教授
著 書
「学校現場に役立つ臨床心理学」(共編著,日本評論社)2001年
「医療現場に生かす臨床心理学」(共編著,朱鷺書房)2004年
「クラスに悩む子どもたち」(共編著,人文書院)2004年
「日本の心理臨床の歩みと未来」(編著,人文書院)2007年

執筆者
惠藤絢香(えとう・あやか)
社会福祉法人別府発達医療センター 大分療育センター

関 順江(せき・よりえ)
豊川市教育センター心理教育相談室ゆずりは

高野真弘(たかの・まさひろ)
独立行政法人国立病院機構 榊原病院

高橋靖子(たかはし・やすこ)
上越教育大学臨床・健康教育学

中山浩行(なかやま・ひろゆき)
なかやま心理相談室

丹羽まどか(にわ・まどか)
医療法人静心会 桶狭間病院藤田こころケアセンター

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