自分描画法の基礎と臨床

自分描画法の基礎と臨床

小山充道 著

A5判,404頁, 4,600円 C3011 ISBN978-4-86616-020-7

内容紹介

落書きをヒントに発想され,幼児から高齢者まで3,000人を超える人々に描いてもらった自画像のフィールド研究から生まれた「自分描画法」。この臨床活用から基礎調査までの全貌をまとめたのが,本書『自分描画法の基礎と臨床』です。

自分描画法は,クライエントの心の質的分析に役立つ心理査定道具という面だけではなく,心理面接をスムーズにしたり,クライエントの自分への振り返りを比較的短時間に,かつ大きな抵抗もなく深められるという特性をもちます。

心理療法そのものとフィットしたアセスメント法である本法を詳解したこの本は,読者の日常の臨床に大きな影響を与えることでしょう。


目次

1章 自分描画法創案の背景
2章 自分描画法の枠組み
3章 落書きの心理臨床
4章 自分描画法の臨床発達
5章 自分描画法の臨床基礎
6章 “思い”の特質―心理療法の視点から
7章 対話分析法
8章 自分描画法の臨床事例
付録 自分描画法記録用紙


著者紹介

小山充道 (こやま みつと)
1952年生まれ。専攻:臨床心理学(心理療法,カウンセリング)
藤女子大学人間生活学部教授,放送大学大学院臨床心理プログラム客員教授

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