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子どもの心と学校臨床 第6号
第6号の特集:大震災・子どもたちへの中長期的支援
:皆の知恵を集めるソリューション・バンク

2012年2月刊行

3月11日の大震災直後から,編者らは臨床心理の専門家として被災地の支援に入って,今日まで奮闘してきています。
そんな中で,震災時においても存在する例外や良循環を拾い出しておく意味があるのでは,という特集のお誘いがありました。編者らがかつて,学校内のいじめ自死防止のために始めた「教育ソリューション・バンク」の震災時版を考えようという訳です。
千年に一度の大災害ですが,その中においても「例外」つまり問題を部分的にでも解決している事例が存在するはずです。それがシステム一般のもつ性質ですか ら。「問題」は山積みされていますが,「解決」に焦点をあてることで,震災での日常も見えてくる。各人の日常は決して問題ばかりではありません。
すでに高名な先生方に並んで,毎日のように被災地に通っている,若い研究者にもお願いをしました。

定価1,400円(+税)、160頁、A5判・並製
ISSN 1884-0310
ISBN978-4-904536-37-7 C3011

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第6号 目次(予定・敬称略)

特集:大震災・子どもたちへの中長期的支援:皆の知恵を集めるソリューション・バンク

10年後の私たちへ…………(東北大学)長谷川啓三・若島孔文
学校における緊急支援の経験から…………(立正大学)小澤康司
学校カウンセラーとしてのソリューション・バンク…………(愛知教育大学)三谷聖也ほか
特別支援の必要な子どもたちへ…………(東北大学)狐塚貴博ほか
震災時にみられた学校システムの力…………(東北大学)板倉憲政ほか
震災における不登校・ひきこもりの変化…………(東北大学)野口修司
学校システムにおけるリソースの活用…………(東北大学)高橋恵子ほか
発達障害のある子ども:被災後のポジティブな側面について
…………(宮城学院女子大学)白石雅一
家族への支援…………(神奈川県立保健福祉大学)生田倫子ほか
福島にある問題とその解決…………(星槎グループ)吉田克彦
学校・支援システムの予想される「悪循環」を避ける…………(東北大学)宇佐美貴章ほか

連載
発達障害のある子どもたちの家庭と学校(6)ペアレント・トレーニングを活用する…………(中京大学)辻井正次
近頃のシシュンキ(6)マスクをすれば自分の部屋にいるような…………(島根大学)岩宮恵子
新連載 アサヒ高校の保健室だより(1)「どなる教員」が存在する理由…………すぎむらなおみ

リレー連載
学校をめぐる問題と対応(5)虐待における児童相談所との連携…………(札幌市児相)築島 健
【観点】学校からの報告(5)ワールド・カフェ方式による事例検討会の提案…………(北海道教育大学)佐藤由佳利
相談室の子どもたち(6)東日本大震災の被災者支援に阪神の教訓をいかに生かすか…………(武庫川女子大学)杉村省吾
書評 竹内健児編『子どもと思春期への協働心理臨床』…………(豊川市教育委員会)原田宗忠
悩ませ屋がゆく…………(SC)なかおよしき

ほか