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自閉女(ジヘジョ)の冒険──モンスター支援者たちとの遭遇と別れ

森口 奈緒美 著

1,800円(+税) 四六判 並製 206頁 C3011 ISBN978-4-86616-104-4

 

『変光星』『平行線』の次に待っていた,〈冒険〉の先に見たものは……
支援を求めたら支援者がモンスターになったり,一躍脚光を浴びたり,幻覚や妄想に悩まされたり,ひきこもってみたり。森口さんの人生は続く。

自閉症の当事者文学として斯界に衝撃を与えた『変光星』『平行線』の森口さんの自伝の最新作です。
『変光星』はのちの高機能自閉症へのケアにも影響を与えた森口さんの幼少期から中学卒業までの物語で,『平行線』はそれから10年ほどの物語(どちらも遠見書房で復刊)。今回の『自閉女の冒険』は20代半ばから現在までの30年にわたる物語です。
困りに困って多くの支援者の門を叩いたものの,変な支援を受けてきた森口さん。『変光星』を出し,一躍脚光を浴びたものの,多くの事件やストレスから二次障害を発症してしまいます。出会いと別れ,諦めと夢。感動の物語。

 


主な目次

【Ⅰ】 モンスター支援者
【Ⅱ】 ディスコミュニケーション
【Ⅲ】 転機、そして試練
【Ⅳ】 独りで生きる


著者紹介

森口奈緒美(もりぐちなおみ)
本名同じ。1963年福岡市生まれ。自閉症当事者。不登校経験者。
12歳(中1)から30歳まで,いじめ問題,学校・教育問題について,当事者の立場からメディアや関係者たちに向けて投書し続ける。
1996年に,自閉症者による単著としては日本初の,自閉症当事者による本格的な手記『変光星――ある自閉症者の少女期の回想』を発表。1999年にはドラマ化の話も持ち上がるも諸般の事由にて辞退。
2002年にはその続編である『平行線――ある自閉症者の青年期の回想』をリリース。
両著は今日に続くロングセラーになる(ともに遠見書房で再刊されている)。
本書『自閉女(ジヘジョ)の冒険──モンスター支援者たちとの遭遇と別れ』はそれらに続く手記3作目となる。
他の著作にエッセイ集『金平糖――自閉症納言のデコボコ人生論』(遠見書房,2017)がある。
なお,現在(2020)は高齢ひきこもりの当事者でもある。