ナラティヴ・コロキウム8【中止】

【第8回ナラティヴ・コロキウム 中止のお知らせ】

このたびの新型肺炎流行に伴い,感染防止のため,第8回ナラティヴ・コロキウムの開催を中止いたします。
関係者の皆様,事前申し込みをされた方,当日参加予定だった皆様には誠に申し訳ありません。
健康被害拡大防止のためにも,ご了承のほどお願い申し上げます。

事前申し込みをされた方には,個別にお知らせのメールをお送りいたします。
代金の返金などはそちらのメールをご確認ください。

第8回コロキウムは,時期を秋ごろにずらして開催できればと考えております。
詳細が決まりましたらあらためて告知いたしますので,その折はぜひまた奮ってご参加ください。

ナラティヴ・コロキウム実行委員会

2020年2月20日


 

第8回
ナラティヴ・コロキウム
─オープンダイアローグとナラティヴ─

横断する概念のためか,たくさんの関係者がいるのに,なかなか一堂に集まる場がない。「ナラティヴ」は,そういうところがあります。医療,心理,看護,福祉,教育といった対人援助職の方や,社会学,人類学といった異なるの分野の方がバラバラにおられるのが現状です。そこで,「みんな集まれば面白いのでは?」という趣旨で,ナラティヴ・コロキウムなる集まりを催すことになりました。
……ということで始めて8年なります。
毎回,150名を超える参加者にお集まりいただいております。斯界をリードする高名な(!)教授から,精神科医,心療内科医,歯科医,臨床心理士,看護師,介護士,精神保健福祉士,司法関係の方,ビジネスマンの方まで,さまざまな方が集まっています。また狭義のナラティヴにこだわらず,なかなかお話が聞けないようなワークショップなども開催していこうと考えております。
8回めのナラコロは,毎年恒例となっている自主シンポも合わせ,ワークショップとシンポジウムの1.5日にわたるちょっとしたイベントになりそうです。

学生の方,初学者の方からベテランの方まで,新しい視点を見つける時間をご一緒しませんか?

日時
【第1日目】2020年3月20日(金・春分の日) 13:00~17:00(受付12:00から)
【第2日目】2020年3月21日(土)        9:30~17:00(受付9:00から)

会場
東京理科大学 神楽坂キャンパス(〒162-0825 東京都新宿区神楽坂1-3[地図])
JR総武中央線「飯田橋」駅から徒歩5分ほど(定員300)

主催
ナラティヴ・コロキウム実行委員会(事務局:遠見書房内)

会費
2日間
事前申し込み・事前入金の方 8,000円
当日参加・当日支払いの方 10,000円
=学生・院生 8,000円(当日支払いもOK)

20日のみ
事前申し込み・期日内入金の方 5,500円
=当日参加・当日支払いの方 6,500円
=学生・院生 5,500円(当日支払いもOK)

21日のみ
事前申し込み・期日内入金の方 4,500円
=当日参加・当日支払いの方 5,500円
=学生・院生 4,500円(当日支払いもOK)

懇親会(3/20 17時半より(場所は未定))
=事前申し込み・期日内入金の方 4,500円
=当日参加・当日支払いの方 5,500円
=学生・院生 4,500円(当日支払いもOK)

(※事前申し込み期間は3月15日までです)

プログラム

3月20日 午後の部
13:00~17:00 ワークショップ
①野村直樹先生(名古屋市立大学)「ベイトソンセミナー:形式・実体・差異 変更→プリミティヴな芸術の様式と優美と情報(『精神の生態学』)」」
②信田さよ子先生(原宿カウンセリングセンター)「アディクションアプローチの実践をめぐって」
③白木孝二先生(Nagoya Connect & Share)「ダイアローグのその先:Beyond Best Practice」
④小倉 清先生(おぐらクリニック)「児童精神科医:こどもの世界」
⑤竹田伸也先生(鳥取大学医学部)「心がかようCBT入門」

17:30より 懇親会 場所未定(事前4,500円 当日5,500円 学生4,500円)

3月21日 午前の部
9:30~12:00 自主シンポ
 ※自主シンポに応募されたい方は,遠見書房までご連絡をください。
(演者3~5人前後の構成で会場を巻き込むようなナラティヴに関連した話題提供ができるシンポに限ります)
申し込み・問い合わせ先:tomi@tomishobo.com

 

午後の部 13:30~17:00

「シンポジウム オープンダイアローグとナラティヴ」
黒田章史先生(黒田クリニック)
西村秋生先生(だるまさんクリニック)
坂本真佐哉先生(神戸松蔭女子学院大学)
下平美智代先生(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所)
野口裕二先生(東京学芸大学)

司会:松浦真澄先生(東京理科大学)

参加資格
ナラティヴに関心のある医療職,対人援助職,教育職,研究者,大学/大学院生の方など。

 

申し込み方法
こちらからお申込みください(別サイトにつながります)。
(今回の事前予約は,Yahoo! JAPANのデジタルチケット サービス「PassMarket」を利用しています。カード決済なども可能ですので,ご利用ください。「よくわからない」という場合は,お気軽に遠見書房の事務局までご連絡をくださいませ)

 

演者のご紹介

=1日目のWS=

野村直樹さん(名古屋市立大学・文化人類学者)
ご存知の方も多いと思いますが,文化人類学者でベイトソンの研究者である野村さんのセミナーです。ナラティヴやオープンダイアローグの基礎哲学の一つになっているベイトソンを,じっくりと解き明かしていただきます。野村先生によると,「今回は『精神の生態学』からナラコロでは取り上げなかった「形式・実体・差異」「プリミティヴな芸術の様式と優美と情報」に挑戦してみようと思います」とのことです。

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信田さよ子さん(原宿カウンセリングセンター・心理)
信田さんは,ご存じの方も多いかと思います。心理職としての熱く,卓越した能力は,セラピストだけでなく,多くの臨床家に影響を与えています。今回は,アディクション(依存)に関するお話が中心となりますが,信田先生のワークショップはあまりされてこられません。どんなお話が伺えるのか,主催側としてもワクワクしています。乞うご期待!

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白木孝二さん(Nagoya Connect & Share・心理)
白木さんが面白いと言うものは,流行る,というジンクスがあります。解決志向ブリーフセラピーをいち早く学んでこられたのは白木先生ですし,オープンダイアローグも同じ。その嗅覚は何のか? 児童福祉施設等で長らく勤めてこられた在野の臨床家の経験がそこにあるのでしょうか? 家族療法家としての生きざまがそこにあるのでしょうか? その次の全く新しい援助の話が聞けるかもしれません。

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小倉 清さん(おぐらクリニック・精神科医)
小倉さん,などと呼ぶのもはばかれてしまいますが,児童精神科医としても高名な小倉先生がナラコロ初登場です。どちらかというと,精神分析的なアプローチを得意とするオーソドックスな臨床家ですが,世界初(?)の試みとなる「母子デイケア」をクリニック内で行うなど,新しい試みにも旺盛にチェンレジをされいます。さまざまな側面がある子どもの臨床の話をじっくりとしていただこうと考えています。

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竹田伸也さん(鳥取大学医学部・心理)
高齢者の心理支援や学校への支援などを幅広く行う竹田さん,2回目のナラコロ登場です。遠見書房で出した『認知療法トレーニングブック』はすでに2万部を突破し,無茶苦茶わかりやすいCBTの本として,ご好評をいただいております。ナラティヴとも親和性が高い,とても面白いワークショップを行ってくださいます。なかなか東京にきませんので,ぜひこのチャンスにナラコロへどうぞ。

=2日目のシンポ=

黒田章史さん(黒田クリニック・精神科医)
家族療法家としても地道な臨床に取り組む黒田さんがナラコロ初登場です。いくつかの重要な著作があり,特にパーソナリティ障害に関する実践と臨床研究は,クライエントにも家族にも臨床家にも福音を与えています。家族療法家は,オープンダイアローグをどう見るのか。どう取り入れるのか。

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西村秋生さん(だるまさんクリニック・精神科医)
さいたま市の浦和で開業される「だるまさんクリニック」の西村さんです。オープンダイアローグを取り入れたクリニック経営をされており,興味深い実践をなされているドクターです。オープンダイアローグと,通院治療,チーム医療,在宅ケアなど多くのアイデアを語っていただけるでしょう。

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坂本真佐哉さん(神戸松蔭女子学院大学・心理)
ナラティヴ・セラピーに関して多くの著作をもつ坂本さんです。なかなかタイミングが合わずにおりましたが,まさかのナラコロ初登場。家族療法,ナラティヴ,ブリーフセラピーと実践を続けてきたセラピストは,オープンダイアローグをどうとらえるのか。ナラティヴ・セラピストとしても「ホワイト学派」に連なります。オープンダイアローグは,ナラティヴ・セラピーの「リフクレクション/アンデルセン学派」に強い影響を受けていますので,その差をどう感じるのか?/感じないのか? 大変興味深いところです。

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下平美智代さん(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所)
下平さんは,オープンダイアローグの人です。オープンダイアローグについて,研究者としても実践家としても活動されており,今回,埼玉県某市で展開されているオープンダイアローグを彷彿とさせるような保健活動のお話をしていただくことになっています。相当面白しそうな内容です。乞うご期待!

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野口裕二さん(東京学芸大学・社会学)
社会学者として,臨床社会学を構築している野口さんがシンポに登場です。ナラティヴとオープンダイアローグに造詣の深い社会学者が考えるオープンダイアローグの未来。さまざまな実践例をメタの視点から語っていただけることでしょう。

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司会:松浦真澄さん(東京理科大学・心理)
新進気鋭の心理学者で専門領域は,家族療法やブリーフセラピー,産業臨床心理学の松浦さんです。今回のワークショップやシンポジウムの企画の首謀者でもあります。

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