ナラティヴ・ベイスト・メディスン入門
市山康暢著(2,400円+税)ISBN978-4-904536-65-0◆ナラティヴがわかる入門書の決定版
医療という行為のなかで,ナラティヴやNBMを意識することは,果たして意味のあることなのか。意味があるとしたら,そのナラティヴの背景となっている考えはどういったものだろうか。日々の臨床膨大なと文献展望から生まれた,ナラティヴとNBMのガイドブック。
ナラティヴ・ベイスト・メディスンを皮切りに,ナラティヴ論やナラティヴ・セラピー,社会構成主義など広範で難解な事柄を,だれでもわかりやすく,なおかつ,医療実践に即して書かれたのが,本書「ナラティヴ・ベイスト・メディスン(NBM)入門」です。
周産期のこころのケア[オンデマンド版] ――親と子の出会いとメンタルヘルス
永田雅子著(2,000円+税)ISBN978-4-904536-19-3◆本書は,周産期心理臨床に長年携わってきた臨床心理士によって書かれた,入門の1冊です。
周囲に望まれなかった妊娠,夫婦の不仲,分娩時の異常,長い不妊治療の末の妊娠,早産,死産,障害のある子を産むことなど,親子には,それぞれ固有の物語 があります。NICUや周産期医療まで親子がたどってきた道のりに思いをはせながら,目の前の親子を抱えていくことが「周産期のこころのケア」では一番重 要なことだと著者は言います。
同分野にかかわる心理スタッフだけではなく,助産師,看護師,産科医など必読。