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194-8若島野口家族心理学

家族心理学――理論・研究・実践

ジョン・W・ソバーン&トーマス・L・セクストン 著
(東北大学大学院教育学研究科)若島孔文 監訳
(香川大学医学部臨床心理学科)野口修司 監訳

Family Psychology: Theory, Research, and Practice
John W. Thoburn and Thomas L. Sexton

定価3,700円(+税) 272頁 A5判並製
ISBN978-4-86616-094-8 C3011

システミックな視点とエビデンスという視点を通して体系化された
新しい家族心理学への招待

本書は,機能的家族療法の開発者の一人セクストンと,家族心理学分野を長年牽引してきたソバーンによる家族心理学集大成の書である。家族心理学の成り立ちをシステミックな認識論を通して体系化し,従来の理論と研究,そして実践とのずれを埋める視点を提供する。個人・カップル・家族が抱える問題へのシステミックな見方,ケースプランニングと臨床アセスメント,カップルや家族に焦点化した臨床的な介入モデル,家族心理学の科学的基盤やトレーニング,倫理,スーパーヴィジョンまで,家族心理学における多様な専門性を包括的にレビューした画期的名著の邦訳。


目 次

第1部 家族心理学:理論・研究・実践
第1章 家族心理学とは?
第2章 家族心理学のシステミックな認識論
第3章 システミックなレンズを通して:家族,問題,そして変化
第4章 家族心理学の科学的基盤

第2部 家族心理学の臨床実践
第5章 臨床実践の領域をマッピングすること
第6章 ケース・プランニングと臨床的アセスメント
第7章 家族に焦点化した臨床的介入モデル
第8章 カップルに焦点化した臨床的介入モデル

第3部 家族心理学の専門的コンテキスト
第9章 家族心理学の専門領域
第10章 家族心理学におけるトレーニング,スーパーヴィジョン,倫理


著者プロフィール
ジョン・W・ソバーン(JOHN W. THOBURN)
シアトル・パシフィック大学臨床心理学教授。ワシントン州における心理学者および夫婦・家族療法家の資格を取得。アメリカ専門心理学会によるカップル・家族心理学の認定委員およびアメリカ心理学会の特別会員。カップル・家族心理学会(アメリカ心理学会の43部門)の元・会長。アメリカカップル・家族心理学会の元・会長。国際家族心理学会の現・会長。家族心理学会の年間最優秀家族心理学者賞,国際心理学への顕著な貢献によるFlorence W. Kaslow賞,家族心理学分野における著しい貢献によるアメリカ専門心理学会からの表彰,アメリカ心理学会の国際ヒューマニスト賞をそれぞれ受賞。

トーマス・L・セクストン(THOMAS L. SEXTON)
インディアナ大学名誉教授。機能的家族療法(FFT)のモデル開発者の一人であり,FFTのワークショップやエビデンスに基づいた実践を統合したメンタルヘルスシステムに関する相談を国内外で実施。インディアナ州における心理学者の資格を取得。アメリカ心理学会の特別会員。アメリカ専門心理学会における認定家族心理学者。家族心理学会の元・会長。「Couple and Family Psychology: Research and Practice」の編者。カップル・家族心理学専門学会の元・会長。2011年最優秀家族心理学者。

監訳者プロフィール
若島孔文(わかしま こうぶん)
家族心理士,ブリーフセラピスト(シニア),臨床心理士,公認心理師。
2000年,東北大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育学博士)。その後,立正大学心理学部准教授を経て,2008年より東北大学大学院教育学研究科准教授。
日本家族心理学会理事長,国際家族心理学会副会長,日本ブリーフセラピー協会研究員制度チーフトレーナー,日本心理臨床学会代議員,日本カウンセリング学会「カウンセリング研究」編集委員など。

野口修司(のぐち しゅうじ)
臨床心理士,公認心理師。
2017年,東北大学大学院教育学研究科博士課程後期修了(博士(教育学))。日本学術振興会特別研究員,石巻市総務部人事課常勤心理士を経て,2018年より香川大学医学部臨床心理学科准教授。
日本家族心理学会代議員,香川県公認心理師協会役員など。