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116混合研究法への誘い

『混合研究法への誘い質的・量的研究を統合する新しい実践研究アプローチ

                           日本混合研究法学会 監修
(青山学院大学国際政治経済学部国際コミュニケーション学科教授)抱井尚子 編
   (京都大学医学部附属病院臨床研究総合センター特定研究員)成田慶一 編

定価2,400 円(+税)B5 判 並製 134 頁  ISBN978-4-86616-016-0 C3011

質的研究と量的研究を統合し,新たな研究のありかたを切り開くアプローチ
「混合研究法」の世界

混合研究法の哲学的・歴史的背景から,定義,デザイン,研究実践における具体的なノウハウまでがこの一冊でよく分かる。質的研究と量的研究の単なる併用からシナジーを生み出す統合を目指す,知識の本質を問う新しい科学的アプローチ「混合研究法」への招待。
本書は,斯界をリードする研究者が参集して開催された国際混合研究法学会アジア地域会議/第1回日本混合研究法学会年次大会(大会テーマ『混合研究法への誘い―学の境界を越えて』)の基調講演・特別講演,パネル・ディスカッション,そしてワークショップの内容を収載した。


主な目次
イントロダクション
第1章 混合研究法―「古くて新しい」研究アプローチ 抱井尚子
§1 ワークショップ
第2章 混合研究法入門 R・B・ジョンソン,M・D・フェターズ(報告者:抱井尚子)
第3章 最先端の混合研究法デザイン J・W・クレスウェル,B・F・クラブトリー(報告者:竹之下れみ,井上真智子)
第4章 混合研究法としてのグラウンデッドなテキストマイニング・アプローチ 稲葉光行・抱井尚子
第5章 混合研究法によるデータの分析と統合 P・ベイズリー(報告者:田島千裕)
§2 基調講演
第6章 混合研究法の研究設問とデザインを発展させるため,ストーリーを使うこと B・F・クラブトリー(報告者:尾島俊之)
第7章 ミックスト・メソッズ・ストーリー―調査者と混合研究法の相互作用を振り返る 抱井尚子
第8章 看護における混合研究の活用例 亀井智子
第9章 混合研究法を用いた包摂的科学への移行 R・B・ジョンソン(報告者:八田太一)
第10 章 混合研究法的思考と行動の様式―実践における多様な視点の統合 P・ベイズリー(報告者:抱井尚子)
§3 特別講演
第11 章 社会科学から健康科学へ混合研究法が拡張するにつれて J・W・クレスウェル(報告者:八田太一)
§4 パネル・ディスカッション
第12 章 混合研究法をめぐる議論からみえてくるもの(1) B・F・クラブトリー,抱井尚子,亀井智子(報告者:八田太一)
第13 章 混合研究法をめぐる議論からみえてくるもの(2) R・B・ジョンソン,P・ベイズリー,J・W・クレスウェル(報告者:八田太一)


編者略歴
抱井尚子(かかい ひさこ)
青山学院大学国際政治経済学部国際コミュニケーション学科教授。
ハワイ大学大学院教育研究科 博士後期課程修了。博士(教育心理学)。
混合研究法の国際学術雑誌 Journal of Mixed Methods Research(SAGE発行)常任編集査読委員(2007年-現在),International Journal of Social Research Methodology(Routledge発行)常任編集査読委員(2008-2013),日本混合研究法学会理事長(2015-現在)。
主な著書に『混合研究法入門―質と量による統合のアート』(単著,2015,医学書院),『コミュニケーション研究法』(共編著,2011,ナカニシヤ出版),翻訳に『グラウンデッド・セオリーの構築―社会構成主義からの挑戦』(共監訳,2008,ナカニシヤ出版)など。

成田慶一(なりた けいいち)
京都大学医学部附属病院臨床研究総合センター特定研究員。臨床心理士。
Pacifica Graduate Institute, Visiting Scholar(客員研究員)。
大阪大学大学院人間科学研究科 博士後期課程修了。博士(人間科学)。
日本混合研究法学会 学会誌共同編集委員長。
主な著書に『自己愛のトランスレーショナル・リサーチ 理論研究・混合研究法・臨床実践研究による包括的検討』(単著,2016,創元社),『ニューロサイコアナリシスへの招待』『臨床風景構成法』『臨床バウム』(いずれも共著,2015/2013/2011,誠信書房)など。

日本混合研究法学会
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